Chrome拡張機能 seleniumideを使ってみました
仕事でChrome拡張機能版のseleniumideを使ったのでその際のメモです。
誰でも使用できるツールとなっているので良かったです。
細かい制限等はありましたが、何とかなるのでそのあたりは手動でテストを行うか、html、javascriptの知識がある人がテストを作成してあげると良いかもしれません。
■導入
1.拡張機能のインストール< https://chrome.google.com/webstore/detail/selenium-ide/mooikfkahbdckldjjndioackbalphokd?hl=ja >
2.右上にSeleniumのアイコンが追加されるのでそこから起動ができるようになります。
3.起動後の画面はこのような感じ
4.今回はテストシナリオを作成していないので新規作成を選択しました。
5.右上の"Rec"アイコンを押下すると操作の記録が開始されます。
基本的にはこの機能を使って操作の記録をしていくことになると思います。
6.このような形で記録されます。
▷ボタンを押下して操作の再現を行うことができます。
処理が止まらなければ緑色でOKとなります。
これで基本的には使えるはずです。
■その他の機能(メモ)
1. Test suitesの作成
Project名の下から「Tests」「Test suites」「Executiong」の選択が可能で
Testsで作成したTestから選択することができます。
2.テスト保存
右上の保存ボタンから保存することが可能です。ファイル形式は .side 形式となっていますが。中身はjson形式となっています。
■変数の使い方
1.storeコマンドを使用する
storeコマンドを使用して変数を保持しstoreの際にセットしたvalue名を ${value} することにより使用することが可能です。
2.execute scriptでjavascriptの処理を動かすことができるのでそのreturn値をセットすることもできます。
■おまけ
・"/"から始まる値を入力欄に設定しようとするとtypeコマンドではエラーとなってしまいます。
その場合、send keyコマンドを使うことによって対処ができます。
・画面キャプチャ
現在はできないようです。 < https://github.com/SeleniumHQ/selenium-ide/issues/182 >
今回はこのぐらいにしておきます。